傾聴(けいちょう)が学べる 聴き上手になれる コミュニケーション能力が向上する 相談業務に活かせる キャリアコンサルタント試験対策

「聴き方」がわかる傾聴講座

一般社団法人日本傾聴技能普及協会  
Japan Keicho Propagating Association

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傾聴アソシエにかける想い

傾聴アソシエができるまで

 私がキャリアコンサルタントを目指したのは10年以上前になります。私はそこで初めて、相手の身に寄り添って話を「聴く」ということ、つまり「傾聴」と出会いました。「傾聴」という言葉は書籍等を通じて知っていましたが、深く学んだわけではありませんでした。そして、実践してみると、自分が主体となって話すことに意識がいってしまい、「聴く」ということができていませんでした。

 うまく聴くことができず「私って冷たい人間なのかも?」と落ち込みました。初めての「傾聴」ですからすぐにできるわけがないのですが、当時の私には相当のショックでした。「うまく話すプレゼン能力さえあれば、聴くことが上手にならなくても良いのではないか?」という気持ちにもなりかけました。

「傾聴力」を身につけることがいかに難しいか、そして、練習を積むことがいかに大事であるかを痛感したのでした。

 しかし、見よう見まねではありながら、受容・反映(伝え返し)の練習を繰り返していくうち、「次に何を質問しようか?」といった思考が徐々に消えていき、相手の話に集中できるようになっていきました。そうすると、適切な質問が自然と浮かんでくるようになり、さらに、つらい思いを語っている相手の言葉を受容できるようになると、話し手の心の奥底にある「こうありたいという自分」も聴こえてくるようになったのでした。

「傾聴」の大切さを知った私は、ほかの人にも「傾聴」の素晴らしさを知って欲しいと思い、キャリアコンサルタント実技試験対策講座を立ち上げました。それから約10年間で、700名を超える有資格者を世に送り続けて参りました(現在も継続)。

 合格だけを目指したノウハウ型の指導ではなく、基本に忠実に「傾聴」の大切さを伝え続けてきたからでしょうか、合格者の多くから「合格したい一心で受講しましたが、合格を得ただけでなく人生の勉強になりました」という声をいただいています。

傾聴力を磨くことは、他者理解・他者支援に繋がるだけではなく、自分を知る機会にもなっているのだと思います。

 

人生を豊かにする傾聴の学びを

 その一方で、実技試験という非日常の場面では、必要以上に緊張してしまい、本来の傾聴力が発揮できないこともあるのでしょう、コンサルタントの適性にすぐれた方でも望んだ結果を得られないことが間々ありました。不合格になることで、自信喪失感に陥り「傾聴」の学びから足が遠のいてしまった方もいらっしゃり、とても残念に思っていました。

 資格とは、本来、人生を豊かにする為のものではないでしょうか。

 残念なことに、資格取得は現在、キャリアアップや仕事に就く為のツールと化してしまっています。

 単一民族に近い日本では他者との差異が分かりにくく、資格を取得することで他者との差別化をはかる「肩書き」文化が形成されていると思います。その結果、「資格」は少しでもよいキャリアを積むためといった「自分中心」の視点から捉えられる傾向があり、「自己利益」の手段になってしまいがちです。そのためでしょうか、不合格になった結果、「自分はダメなのではないだろうか…」という思いにとらわれてしまう方もいらっしゃるのです。

 でも資格や仕事って自分の為だけにあるのでしょうか?

 誰だって、仕事を通して、人や社会の為に役に立ちたいと願っているのではないでしょうか?

 それが、人間の本能なのではないかと私は思います。

 相手を尊重し、相手を受け入れるという「傾聴」の姿勢を通し、他人と共存・共生していくということ―そんな生き方を通じて、人生を豊かにしていきたいと思いませんか?

 そんな思いからJKPAでは、合格・不合格を気にすることなく「傾聴」の本質を学んでいただける場を提供したいと考えています。「傾聴」の学びを深めることで、多くの方に、職場や家庭などでの人間関係が円滑になり、嬉しいこと、楽しいことが増えてくる!という実感を持っていただけたらと願っています。

わたしたちの目指すもの

 今、世界は分断化の一途を辿っています。自国の繁栄のみにとらわれるのではなく、世界レベルの視点で物事を観ることのできる人物の存在が必要となってきています。今こそ真の意味での対話が求められているのです。

 しかし、対話をするには「相手を知る力、聴く力である傾聴力」が根本になければなりません。それがないと、対話は単なる一方通行の「主張」になってしまいます。まず、身近な人の訴えに耳を傾けられる傾聴力を養うこと―その小さな一歩が、やがて大きな潮流を生むのだと信じています。

「傾聴の普及と、他者理解・自己理解の輪を広げることを通じて、この国の未来を少しでも明るくしたい」-それが、わたしたちJKPAの願いです。

 JKPAには、前身であるPWL(キャリアコンサルタント実技試験対策講座)での長年の経験と実績があります。基本に忠実にしっかりとした「傾聴力」が身につくように、理論と実技のバランスの取れたカリキュラムを提供しています。初級コースから中級・上級コースと段階的に学ぶことで、他者理解の技法と知識の幅が広がり、それとともに自己理解も深まっていきます。最終的にはキャリアコンサルタントやカウンセラーに求められるレベルの技能も十分に習得できると自負しております。

 

 JKPAの講座は、カウンセラーや講師といった傾聴のプロを育成することを直接の目的にはしておりませんが、支援のプロの方、「傾聴」を使って仕事をされている方々の参加も歓迎いたします。傾聴の学びは奥深いものであって、一生を通じて学び続ける価値のあるものです。JKPAは「傾聴」を学びたいという意欲をお持ちのすべての方に開かれています。

 各講座を修了した方には各資格名が付与されます。有資格者の方には、研究会・勉強会等への参加機会や、傾聴アソシエ内のコミュニティ活動を通して学んでいく機会を提供させていただいています。

  多くの方とお会いできることを楽しみにしております。

 
                                 2017年5月  JKPA代表理事 根津和子
 

傾聴ができるようになると・・・

  • 聴けるから話が上手になる
  • 夫・妻・子供の話が聴けるようになり家庭円満になる
  • 上司・部下とのコミュニケーションが円滑となる
  • 相談業務に活かせる
  • 「話を聴いてくれてありがとう」と感謝される
  • 大切な友人の助けになれる

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研修業務につき不在が多く、お問い合わせはなるべくメールにてお願いします。

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受講者からの声

人生の勉強になりました

PWLさんでキャリアカウンセラーの資格試験対策を受講しました。試験に受かりたい一心で受講しましたが、終わってみれば「傾聴」を身につけたことで、仕事も家庭も円満になり、合格以上のものを得たと思っています。この度、傾聴を普及する協会を開設されたとのこと、また学ばせていただこうと思っています。

温かい気持ちに触れました

50代半ばでPWLの講座を受講しました。最初は何故聴けないの?とこれまでの自分を責める気持ちが出てきましたが、先生方の温かい気持ちに接し、自分もそうなりたいなと思うようになりました。傾聴から離れていましたが、また学びたいと思っています。宜しくお願いいたします。

合格者700名超!実績と経験

ハワイ法人パワフルウーマンリミテッド

パワフルウーマンリミテッドは日本傾聴技能普及協会の前進です。2007年より傾聴スキルと共感を教え、国家資格キャリアコンサルタント合格者700名超を輩出しております。
2019年1月より、JKPA協会が国家資格キャリアコンサルタント実技試験講座を継承し開催することとなりました。PWLはカウンセリングを中心とした新たな活動を展開します。