傾聴(けいちょう)が学べる 聴き上手になれる コミュニケーション能力が向上する 相談業務に活かせる キャリアコンサルタント試験対策
「聴き方」がわかる傾聴講座
一般社団法人日本傾聴技能普及協会
Japan Keicho Propagating Association
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傾聴の日々のコラム記事は~note~へ掲載していきます。JKPA情報サイトへもリンクしています
傾聴が出来るようになるには・・・
書籍を読んだり、上手に出来るようになる説明を聞いても、それだけでは傾聴ができるようにはなりません。「分かった」と「出来る」は違うからです。
傾聴理論は、人間の本質に触れる部分でもあり、とても奥深く、傾聴の説明を受けていると心に充足感が広がるような感覚を覚えます。その為か、説明を聞いただけで満足してしまい、なかなか傾聴練習をしようとしない受講者を、いままで何人もみてきたものです。
でも、話を聴くこと、言葉にすることは、実はとても難しいのです。
前述の受講者達も、いざ練習となると全くできないことに最初は戸惑うようです。
傾聴とは、ただ黙って「うんうん」と聴いていればよいのではないからです。
できないことができるようになるには練習するしかありません。
自転車に乗れるようになるには、説明だけ聞いても乗れるようにならないのと一緒です。
でも、練習すればできるようになるのです。
これから「傾聴が出来るようになるにはどうしたらよいか」を記載していきたいと思います。
話し手を受容すること
JKPA協会の前進であるPWL(キャリアコンサルタント試験対策講座)は10年以上継続して開催しています。受講者の中には、臨床心理士の方や大学で心理学専攻だった方も多く受講してくださっています。なかにはキャリアコンサルタント有資格者であることを隠して「練習したい」一心で受講してくださっている方もいます。
口をそろえてお話しくださることは、「ここで初めて傾聴の練習をしたように思う。いままでは授業のカリキュラムに傾聴練習があったに過ぎず、きちんとしたフィードバックをもらったわけではなく、概念だけ理解していたように思う」とのことでした。
「話し手を受容すること」と習っても、どうやったら受容できているか、心がけだけを教えられても分からないですよね。
「受容って、うなづきながら相手の話を否定せず聴くことでしょ」と、よく誤解されがちですが、そうではありません。温かみのある姿勢・雰囲気に加え、「伝え返し」と「語りを促す質問」技法を通し、相手に話をしてもらう受容スキルを体得する必要があるのです。
JKPAでは、このスキルをひとつひとつ丁寧にお伝えしています。
PWLさんでキャリアカウンセラーの資格試験対策を受講しました。試験に受かりたい一心で受講しましたが、終わってみれば「傾聴」を身につけたことで、仕事も家庭も円満になり、合格以上のものを得たと思っています。この度、傾聴を普及する協会を開設されたとのこと、また学ばせていただこうと思っています。
50代半ばでPWLの講座を受講しました。最初は何故聴けないの?とこれまでの自分を責める気持ちが出てきましたが、先生方の温かい気持ちに接し、自分もそうなりたいなと思うようになりました。傾聴から離れていましたが、また学びたいと思っています。宜しくお願いいたします。