こんな時だからこそ、今できることを粛々と行おう!

2024年がスタートしました!
本年も、傾聴スキルを広く正しく普及していきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いいたします。
喪中の方や病気療養中の方等いらっしゃることと思い、新年のご挨拶は例年松の内を過ぎたこのあたりからと決めています。
本年は、能登半島を中心とした大地震による甚大な被害や、空港で起きた大事故など、心痛む想いでスタートしました。亡くなられた方々のご冥福と、被災された方々の一日も早い復興をお祈りしています。
能登半島は20代の頃、バスで2日かけて一周した思い出があります。一泊した民宿の方はとても親切で、地元の人とのふれあいにも参加させていただき、とても”いい旅”でしたのでショックでした。
こんな時は、被災された方々に想いを寄せながら、いま自分に出来ることを粛々と行う
これは、東日本大震災で得た教訓であり指針でもあります。
当時、キャリアコンサルタント実技対策講座を実施していましたが、余震や電力不足もあり開催を懸念していました。でも受験を間近に控え思い悩む受験者の方々を思うと、どうしたらいいのか?と悩む私に、一人の女性講師が毅然とした姿勢で声をかけてくれたのです。
「こんな時だからこそ、安全に配慮しつつ、自分達に出来ることを粛々と行っていきましょう!」
この言葉に腹を決め、真っ暗な貸会議室の廊下を懐中電灯で照らし、ドアの開閉を確認したり・・・
今ここにいる未来のキャリアコンサルタント達が、きっと明日の日本を作ってくれると信じ講師達と団結し無事全講座を終えたことがありました。
その時、声をかけてくださった女性講師は数年前に旅立たれました。
笑顔の素敵な心の広い女性でした。
あの時の想いに触れ原点に立ち返り、今こそ傾聴スキルをたくさんの方々に、広く正しく普及していこうと心新たに思っています。